2011–11–03 (Thu) 13:20
母の病院の近くに神保町がありまして、久しぶりに先日行きましたら、ちょうど
「神田古本まつり」が開催されており、とても賑わっていました。この時期訪れたのははじめて、神保町も久しぶりのこと、本当は隅から隅まで覗いてみたかったのですが、残念ながらあとにしました。今日まで開催しているようです。
その後、また「懐かしさ」にこころひかれて、ネットでいろいろ見ているうちに、以前も購入したことのあるショップにて発見しました
「サウンド・ファンタジア・シリーズ 宇宙戦艦ヤマト」「宇宙戦艦ヤマトBest Collection」という、それぞれともに2枚組のCD。
どこかで視聴したことはありましたが、ともに惹かれていた・・でも、入手困難なもので、めったに遭遇することもないですから、少し高めではありましたが、まったく無茶な金額でもなかったので、少し迷いつつ購入。
すぐに到着。
ヤマトグッズを通販で購入するのは久しぶりのことですから、やはりドキドキわくわくしましたね・・(年末には、
カレンダーや
デアゴイラスト集が予定されているので、楽しみですが^^)。
中古ですが、美しく保存されていて感動。
車中、運転しながら聴きましたが、耳慣れたサウンドもあれば、新鮮な音もあり、うれしい。
ヤマトの音楽を聴いていると、日常のことをひととき忘れられます・・ありがたい存在です。
さて
「サウンド・ファンタジア・シリーズ 宇宙戦艦ヤマト」(日本コロムビア株式会社)は、音楽と効果音からなるアルバムで、ヤマトの数あるアルバムの中でも異色の仕上がりとなっているものではないかと思います。私はこれまで、
音楽集や
BGM集、ドラマ編レコードしか購入していなかったので、今回、このセリフのない音楽と効果音のみである音の世界に触れながら、とても新鮮な思いでヤマトの世界を思い描くことができました。「この音よ!」と、つい、五感で、というべきか体中で納得してしまうかのような、ゾクゾクした感覚を覚えてしまうほど^^
改めて聴きますと、私はけっこう「遊星爆弾」の音にノスタルジックな思いをかきたてられていることに気づきます(笑)。また、
「第一艦橋」「艦内ドア」「パネル各種」の音などを聞いていますと、妙な安心感に包まれてしまいまして、まるで胎児が母の体の中の音を聞いているような感覚(あくまで想像です^^;)と似ているのでは、と思ってしまいました。たしか
「さらば」の中でしたでしょうか、発進前、古代がひとりで第一艦橋にいる時、徐々に電源がオンになり明かりが点滅、パネルの音が鳴り出すシーンを初めて見たときの、ドキドキとした記憶がよみがえります。ヤマトの世界では、この効果音が、大きな構成要素のひとつであることを、改めて実感しました。
「宇宙戦艦ヤマトBest Collection」((株)徳間ジャパンコミュニケーションズ)は、
完結編の音楽を集めたものです。
もともと、
「完結編」公開当時は、「完結編」に対する思い入れがそれほどなかったものですから、あまり音楽も聴きこんでいないので、詳しく頭に入っていないのですが、このアルバムの中の一番の関心は
「ウルクの猛攻」でした。
「復活篇」のゴルイ戦で確か使われていた曲ですね。過去と現在が交錯する感覚を覚えまして、感動しました^^(曲の一部が使われている、ということもわかりまして)
また、このアルバムの2枚目の最後は
「神秘の星アクエリアス」。これも
、「復活篇」で真田さんと古代がベランダで話すシーンに使われていました(アレンジが同じかわかりませんが)。
その曲で締められたこのアルバム・・昔のアルバムなのに、
「復活篇」の香りがする、古くて新しい、不思議な印象のアルバム・・今出会えてよかったです。今しか感じられない「思い」というものがありますから。
思えば、
「復活篇」の古代の胸中も、似たような
「過去と現在の交錯する思い」に揺れ動いていたのでしょうね・・そんな思いに、ほんの少し触れられたような気分で、すこししあわせ^^
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コメントをいただきまして、ありがとうございました。
先々週に、とてもひさしぶりにやや長期の旅行に行っておりまして、その後、現実生活アーヤ訃報 松本零士さん松本先生、逝ってしまわれましたね。
とてもとても寂しく悲しいです。
けれどもきっとあの宇宙で、
御艦や999や様々なキャラクターたちと、
一緒にいるはずですよね、勘助