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「風立ちぬ」
家族で見ました。ジブリ映画の「風立ちぬ」

これまでジブリ映画をいくつか見てまいりましたが、初めて涙が出ました。
これまでは冒険活劇やファンタジー・・の色が強い印象でしたので、異世界を体感したり、と、楽しみながら見ることの多かったジブリ作品なのですが、今回は、実在した方を描かれたり、時代背景もリアル、また堀辰雄氏の小説「風立ちぬ」の精神もこめられていますから、より現実的なお話となり、静かな日常の描写の中に、ほほえましい場面や胸に迫る場面あり、喜び、悲しみの感情がじわじわとわきおこってくることとなりました。衝撃的なできごと・・はあるにはあるのですが、それが直接的に具体的に描かれるのではなく(震災や戦争)、背景的に描かれ、物語の視点は、主人公たちですから、日常風景の中に背景が垣間見え、その時代に生きた人の思いに、見る私も寄り添うことができそうに感じられました。
つまり・・その時代の中に私もいるかのような感覚で、静かに穏やかに描かれる日常のなかの、悲しみや喜びを共に感じられるような気がしました。
公開直後なので、あまり具体的に書いてはよくないと思われますので、あいまいな表現になり、恐れ入りますが。

そうしたお話がリアルに描かれる一方で、ジブリらしいファンタジックな要素も全体の構成の中に織り交ぜられていて、それが作品のベースにもなっていますから、厳しい時代背景におかれながらも、その「夢」を描き続けて、懸命に生きた人々を示してくれている、と感じられました。
そして、ジブリ映画でよくみられる、空飛ぶ浮遊感、自然の脅威(震災の描写)や美しさも期待どおり(いや、それ以上)に描かれ、広大な大地をわたる風の姿の描写は、本当にすばらしい。

その時代に私はまだ存在していませんでしたが、懐かしい小物や風景、生活習慣などが登場しますと、ついひきこまれて、なんともいえないきもちになります。当時の方々が懸命に生き抜いてこられたからこそ、今の私たちがあるのだとも感じられます。
また、昭和の時代を意識されているのか、セリフの言葉遣いが丁寧で、凝った表現になっているのも、作品の雰囲気を高めてくれていると感じました。

そして、ややマニアックな視点からの感想を二つほど。
堀越二郎役の庵野氏のお声は、思いのほか、私はよかったと思います^^ 淡々として、とつとつとした雰囲気が、夢を追う熱心な技術者の性格に重なって、時折見せる優しさやマイペースなひょうひょうとした雰囲気が人間味を感じさせてくれる、というような、すてきな主人公が描かれることになったと思いました。
そのほかのお声の方も、いろいろご出演のようでしたが、その人の個性が前面に出ていなかったようで、気づかなかったくらい、自然な感じでしたので、よかったと思います。
それから・・小説「風立ちぬ」をベースにされた主人公二人の恋の描かれ方も、個人的にはとてもよかったです^^ おだやかにやさしく、でも、あいまいにはならず、はっきりと気持ちを表現する言動でえがかれていたので、ドキリとするほど、胸に迫ってきました・・電報を受けてからのシーン、駅でのシーンはとくに好きです。
話がそれて申し訳ありませんが、ヤマト2199などでの古代とユキの再会(があるとしたら)は、駅のシーンのようなすてきな雰囲気で描かれていたらうれしい、と感じました(*^^*)。

子供たちは楽しめましたが、私ほど深く作品を感じてはいなかったようで、「なんで涙が出てるの?」と不思議に感じていました。主人は、そこそこ感動していた様子。心揺さぶられる感覚は、大人の方にあらわれるのかもしれません。
いつものように予備知識なく見ましたので、これからパンフレットなど熟読したいと思いますし、8月にTV放送予定の零戦の特番にも関心が出てきましたので、いろいろ学んで知識を深めたいと思っています。
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